JMPKM

JMPKM(日本小児漢方懇話会)とは

本会は、小児漢方医学に関する研究を推進し、小児漢方医療の向上、発展を図るとともに、社会への啓発、小児漢方医療の普及をもって、子どもの心身の健康に寄与することを目的として発足いたしました。
また、本会の前身である小児漢方交流会(2000年設立)の理念を継承し、新生・小児漢方懇話会として2017年に再スタートをいたしました。
小児領域における漢方医療を十分に討議し、会員相互で懇話する有意義な場として、日本小児漢方懇話会フォーラム(年1回)を開催しています。本会が、謙虚かつ真摯に心を開いて小児漢方を楽しく語り合える会となり、未来の小児漢方医療の一翼を担う会となることを願っています。
現在、日本小児漢方懇話会の会員は160名(2018年5月現在)となっております。会の趣旨にご賛同いただき、入会をご希望される先生がございましたら、日本小児漢方懇話会事務局まで是非ご連絡ください。

沿革

本会は、2000年に広瀬滋之先生(故人)によって設立されました。小児漢方を愛し発展を願う同志と共に、日本小児漢方交流会を組織し、東京・名古屋・関西の地にて年に1回、合宿形式で集う形で小児漢方懇話会が開催されました。
2010年に山口英明先生に代表幹事が引き継がれ、2016年まで小児漢方懇話会を開催、計16回の懇話会の歴史を築き上げました。
これまでの小児漢方懇話会の貴重な記録・軌跡は、15冊の記録集「小児疾患の身近な漢方治療」として引き継がれています。

小児漢方懇話会の歴史(第1回~第16回)

・第1回 (名古屋) 「小児疾患の身近な漢方治療 ①」
・第2回 (名古屋) 「小児疾患の身近な漢方治療 ②」
・第3回 (名古屋) 「小児疾患の身近な漢方治療 ③」
・第4回 (名古屋) 「アトピー性皮膚炎の漢方治療」
・第5回 (東京) 「小児心身医療に関する漢方治療」
・第6回 (京都) 「小児感染症・アレルギー疾患の漢方治療」
・第7回 (東京) 「小児心身症に対する漢方治療」
・第8回 (神戸) 「小児診療と建中湯類」
・第9回 (東京) 「小児診療における漢方医学の応用〜柴胡剤をめぐって〜」
・第10回(大阪) 「小児診療における漢方医学の応用〜利水剤をめぐって〜」
・第11回(横浜) 「小児感染症の漢方診療〜処方選択のコツ〜」
・第12回(京都) 「小児科漢方の可能性と展望〜何ができるのか、何を目指すのか」
・第13回(東京) 「補脾剤の考え方・使い方〜消化吸収機能低下に対応する漢方薬」
・第14回(名古屋) 「子どものこころと漢方」
・第15回(大阪) 「子どもの水分代謝」
・第16回(東京) 「現代の子育て環境と漢方」

新生・小児漢方懇話会の歴史(第1回~第5回)

・第1回 (東京) 「診療科の垣根をこえる小児漢方」
・第2回 (東京) 「子どもの心に響く漢方薬」
・第3回 (東京) 「子どもの感染症と漢方薬」
・第4回 (大阪) 「子どもの成長発達をサポートする漢方薬」
・第5回 (名古屋) 「COVID-19とこれからの小児漢方医療」